外部と内部に分けられる残業の要因

プログラマーと言えば残業の多い職種の代名詞的存在で、「定時で帰れた試しがない」「毎月80時間以上残業」などのネガティブな言葉が思い浮かぶ方も少なくないでしょう。プログラマーの残業が増える理由にはさまざまなものがありますが、主に外部(クライアント)、内部(会社やスタッフ)によるものに分けられます。

外部の要因は、納期が近いにも関わらずクライアントがたびたび仕様変更を提案してくるなど、内部の要因としては、人手不足、工数や日程の見積もりの甘さ、スタッフのスキル不足などが挙げられます。例えば、あるスタッフが「自分の仕事をこなせるスキルを持った人が他にいない」ことを理由に、毎月決まった残業時間を超過しているとすれば、「人手不足」「スキル不足」が原因でしょう。このような場合、どうすれば解決に向かうでしょうか。

まず、このスタッフは他のスタッフに比べスキルが高いと思っている、もしくは自分だけが持つ専門知識があるのでしょう。さらに、専門分野でなくても、自力で調べて作業したほうが早いと考えているかもしれません。他のスタッフのスキルアップを望む前に、仕事を振ったり、また専門外のことは同僚や上司、そして時には後輩にも意見を求めるように意識を変えれば、残業を減らせるかもしれません。

外部の要因、クライアントとの問題により残業が増えている場合は、初期の打ち合わせの段階で失敗している可能性が高く、体制自体を見つめ直す必要があります。信頼できるクライアントと綿密に計画を立てれば、たとえ仕様変更があっても大工事になることは避けられるでしょう。結果、スタッフの残業時間を減らすことにつながります。

あえて残業が多い職場へ転職する理由

キャリアアップを目指してプログラマーが転職を行うなら、あえて残業が多い職場を選ぶという手段もあります。その理由としては、仕事の経験を積むチャンスが多いからです。

プログラマーのスキル向上のためには、できるだけ多くの開発経験を積んだ方が望ましいです。しかし本人はもっと仕事がしたいと考えていても、必ずしも十分な仕事量が与えられるとは限りません。そこで残業の多い職場を選べば、仕事の量の多さが保証されていると見る事ができます。

しかし、残って大量の仕事をこなす事は消耗が大きい事でもあります。そのため長く同じ職場で勤め続ける事は考えず、短期間のスキルアップのため就職するという考え方で勤める方が賢明かもしれません。短期間ならば消耗も最小限で済むでしょう。
また集中を持続して忙しい仕事にも取り組む事ができ、スキルアップの効果が得られるはずです。

ただし、残業が多い忙しい職場を転職先に選ぶのであれば、辞め時を見極める心掛けが欠かせません。辞めるタイミングを逃して先延ばしにしていると、想定していた期間を過ぎて忙しい仕事を続ける事になりかねません。そうなればプログラマーは忙しい仕事で消耗してしまい、キャリアアップどころではなくなってしまうかもしれません。

そこで忙しい職場にあえて転職するつもりであるなら、計画的に行った方が物事は上手くいく確率が上がります。同じ職場で何年に渡り勤務するかについて、あらかじめ目安となる期間を決定しておき、予定の期間を考慮しながら次にキャリアアップができる転職先への就職を心掛けると、忙しい仕事で消耗する可能性は低くなるでしょう。

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