ソフトウェア開発の現場では、残業しているプログラマーの姿が珍しくありません。中には自ら進んで仕事を行っているエンジニアもいます。
彼らがあえて残ってでも仕事を続けているのは、将来への不安が理由の一つです。プログラマーとして将来も長く仕事が続けられるかどうかが不安であり、少しでも将来の安定を得ようとして仕事を続けている場合があるのです。
多くの仕事をこなせば残業代で貯蓄を増やす事ができ、またスキルアップして早い段階でのキャリアアップが可能です。
しかしながら、無理を続けるとかえって逆効果になりかねません。きちんと休息を取らなければ心身が次第に疲弊する事になり、やがては体の不調が表面化します。中には過労がたたってうつ病にかかるエンジニアもいて、そのような状態ではとてもプログラミングの仕事が続けられません。
将来への不安から努力する事は、必ずしも悪い事ではありません。しかし何事も節度を守る事が大切であり、バランスを取りながら働く心掛けが求められます。適度に休息を取りつつ着実に仕事をこなす事が、将来も開発現場で生き残っていくためには必要になります。もし不安から無理をして仕事をこなしていると感じているならすぐに改善に着手するのが良策です。スケジュールを見直して残業の数を減らすと心身への負担は軽減できます。
さらに、無理に仕事を詰め込む事を止めてみた結果、仕事に集中できプログラミングの効率がアップする可能性があります。